秋の夜長に

Writen by なかやまさん

こんにちは。なかやまです。

前回の記事でもお伝えしましたが田辺は極早生みかんの収穫が始まっており、我が家の忙しさもピークを迎えています。

収穫しているみかんの品種も日南の姫(ひなのひめ)は終了し、いまは日南(にちなん)の収穫作業に励んでいます。

この時期はお彼岸と重なるため畑のあちらこちらに彼岸花も咲いて、みかんの黄色、木々の緑、そして彼岸花の赤と、色彩豊かな景色の中での収穫作業になります。忙しい時期ではありますがその美しさに癒されています。

そんな農繁期の真っ最中ですが、昼間の仕事を終えた後も消防団活動である小型ポンプ操法訓練に汗を流しています。

小型ポンプ操法訓練とは簡単に説明すると、火災消火に使用するポンプの取り扱いなどを習得するための訓練のことで、火災が発生してから消火にいたるまでの一連の流れを通しで行うものです。

この訓練は、指揮者、1番員、2番員、3番員の計4名の選手にて行われます。それぞれに違った役割があり、互いに連携しながら訓練を行います。

田辺市では現在は1年おきに行われており、ここ数年間はコロナ禍の影響で実施されていませんでしたが再開されました。

わたしは数年前に選手として指揮者を担当しましたが、今回は動作のアドバイスや使い終えたホースを巻いたり等、サポート役としての参加となっています。

選手は消火ホースを持って走ったり掛け声を出したりと、大変ハードな訓練です。ですが訓練(操法)を見ているとキビキビとした動作が心地よく、そしてなにより格好良いです。

消防団に入っていない方はこういった訓練を目にする機会はあまりないかもしれませんが、是非一度は見てもらいたいものです。(YouTubeなどでポンプ操法訓練と検索すると動画が見れます)4名の息の合った操法は見ていて、本当に感動しますよ。

消防団員を見かけた際は火災での出動以外にも、秋の夜長にこのような訓練を行なっている事も知ってもらえると幸いです。

では今日はこのへんで、、、最後までお読み頂きありがとうございました。

この記事を書いた人

なかやまさん

田辺市の山間部出身の30代。農業大学卒業後、Uターンして地元で就職し、5年前に実家の家業である農業の道へ。主にみかんなどの柑橘類や南高梅を栽培しています。趣味は自然豊かな和歌山県内の海や川で釣りをすること。自身の日々の暮らしの風景や、地域での出来事などを発信してゆきます。