忙しくなってきました

Writen by なかやまさん

こんにちは。なかやまです。

近畿地方では今季最強と言われる寒波の影響で、さすがの田辺も真冬の寒さにさらされています。今週に入ってからは少し寒気も緩んで寒いながらも日中は暖かい日が差しています。

今年は暖冬の影響で梅の花の開花も一段と早く、わたしの住む上秋津ではすでに満開になっています。

開花が早すぎると花粉を運んでくれるミツバチたちも寒いからかなかなか飛んでくれず、受粉不良を起こすからか不作になってしまう傾向にあります。地元の先輩農家さんの話を聞いても、こんなに早いのは初めてだそうで。。。これからの経過が心配なところです。

梅の話はこれくらいにして、我が家は柑橘類の収穫最盛期に入っており、忙しい毎日を送っています。

つい先日、甘夏を収穫しました。はるみの収穫時と同じくして、ちょうど寒波の真っ只中での収穫作業でした。作業中は忙しなく動いているのであまり寒さは感じませんが、休憩でじっとしていると汗が冷えてかなり寒くなってきて。。。

そんなこんなでしたが無事に収穫終了となりました。

我が家のパターンですがこの甘夏、収穫後は倉庫にて約一ヶ月半程度貯蔵したのち出荷となります。出荷までの間もちょこちょこ果実を覗いては、腐りが出ていないか、萎びすぎていないかなどを確認しながら寒い冬を越えさせます。甘夏はとれたてもそれなりに美味しいのですが、貯蔵させたほうが酸が引けてより口当たりが優しくなることや日持ちしやすくなるため、このような形態がとられています。

甘夏の他にもまだまだ他の品種の収穫が控えているので、もうひと頑張りですね。。。

さて、年末の話になりますが、正月前に家族で餅つきをしました。

昔は餅つきと言えば日本の年の暮れの風物詩のひとつでした。最近は行わない家庭の方が多いと思いますが、我が家では毎年年末の恒例行事となっています。

年末と言っても、12月29日は「苦持ち」と言い、九が苦に通ずるから縁起が悪いとされているそうです。逆に29(福・ふく)をもたらすと言って、この日に餅つきをする方たちもおられるようなので、本当のところはどうなんでしょう?

子どもたちも大喜び!餅をこねこね、積極的に手伝ってくれて大助かり?(笑)でした。白餅とよもぎ餅の2種類を作りましたが、できたての餅は美味しいですね。これからも末永く続けていけたらと思います。

では今日はこのへんで、、、最後までお読み頂きありがとうございました。

この記事を書いた人

なかやまさん

田辺市の山間部出身の30代。農業大学卒業後、Uターンして地元で就職し、5年前に実家の家業である農業の道へ。主にみかんなどの柑橘類や南高梅を栽培しています。趣味は自然豊かな和歌山県内の海や川で釣りをすること。自身の日々の暮らしの風景や、地域での出来事などを発信してゆきます。