二月の長雨

Writen by なかやまさん

こんにちは。なかやまです。

最近の田辺は真冬の寒さも和らぎ日中はポカポカ陽気、今週に入って本当に暖かくなりました。

梅の花も見頃は過ぎてしまいましたが、暖かいのでミツバチたちは仕事に追われているようです。梅のためにもうひと頑張りお願いします。

今年は記録的な暖冬年みたいですが、もう冬が終わってしまった感じですね。。。

タイトルにもありますがここ数日、この時期としては珍しく雨の日が続いています。仕事が思うようにできない日々が続いていますが、貴重な晴れの日を見計らって、我が家では柑橘類の収穫作業が続いています。

今回収穫したのはポンカンです。ポンカンは明治時代頃に台湾から入ってきた品種で、甘みと、この品種特有の香りが強いのが特徴です。不知火(デコポン)やはるみの親となる品種でもあります。

ポンカンの中にも色々と種類があって、我が家では高梢ポンカンと低梢ポンカンを栽培しています。二つの違いとして、前者は早生種で実も大きくなります。後者は奥手で少し小ぶりになりますが、より甘みが強いのが特徴でしょうか。

どちらもこの時期まで樹上で完熟させた証として、葉っぱをつけて収穫します。果実のオレンジ色に葉っぱの緑色が映えますね。年始から2月中旬頃まで収穫が続きます。

我が家のポンカン畑は段々畑で、結構傾斜がキツい場所にあります。こんな感じで段畑の細道を運搬機で運ぶのですが、バランスを崩したら大変。荷物も体も谷底へ。。。積みすぎは厳禁です。。。

もうしばらくは柑橘類の収穫が続くため、作業中にケガのないよう、仕事に精を出したいと思います。

では今日はこのへんで、、、最後までお読み頂きありがとうございました。

この記事を書いた人

なかやまさん

田辺市の山間部出身の30代。農業大学卒業後、Uターンして地元で就職し、5年前に実家の家業である農業の道へ。主にみかんなどの柑橘類や南高梅を栽培しています。趣味は自然豊かな和歌山県内の海や川で釣りをすること。自身の日々の暮らしの風景や、地域での出来事などを発信してゆきます。