酷暑

Writen by なかやまさん

こんにちは。なかやまです。

先日8日に日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が起こったことをうけて、和歌山県では南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されています。

この臨時情報を受けて、田辺でもスーパーで水や保存食、トイレットペーパーなどが売り切れたり、おとなりの観光地である白浜町では海水浴場が閉鎖されたりと、色々と影響が出ています。

ちょうどお盆前のタイミングとあって、こちらへ観光に来る方、帰省予定であった方は予定の変更を余儀なくされた方も居られるのではないでしょうか?

我が家でも保存食などを少し備蓄しましたが、何事も起こらなければ良いのですが。。。

さて、タイトルのとおり、田辺は真夏の厳しい暑さに晒されています。毎年この時期は暑いですが、今年はいつもに増して厳しい気がしています。我が家の飼い猫もノックダウンです。

暑さもたまりませんが、わたしの住んでいる上秋津では、この夏は雨がほとんど降っていません。

日記を見てみると、もう20日以上降ってない。。夕立さえもナシ。。。連日のこの暑さと雨不足で畑はどこもかしこもカラカラです。。。そんな状況のため、数日前から本格的に灌水(かんすい)作業を始めています。

灌水と聞くと農業に馴染みがない方は?な感じかも知れませんが、要は水やりのことです。

自動的に灌水ができる設備の整った畑もありますが、そんな好条件な畑ばかりではありません。設備がない場所では画像のようにトラックにタンクを積んで、畑をまわりながらホースで灌水しています。こんな感じで車が使えればまだ良いですが、もっと条件が悪い畑ではバケツを持って水を運びます。木よりも人間の方が先に参ってしまいますね。。。笑

今年のような年は温州みかんは水不足でストレスがかかり、糖度の高い美味しいものができます。ですが乾きすぎると翌年までダメージが尾を引いて木が弱ってしまったり、最悪の場合枯れてしまいます。なんでも程々が肝心です。

就農してから10年ほど経ちますが、こんなに降らないのは初めてじゃないかな?しかしそこは美味しいみかんができるとプラスに考えて、明日も灌水作業に励みたいと思います。

では今日はこのへんで、、、最後までお読み頂きありがとうございました。

この記事を書いた人

なかやまさん

田辺市の山間部出身の30代。農業大学卒業後、Uターンして地元で就職し、5年前に実家の家業である農業の道へ。主にみかんなどの柑橘類や南高梅を栽培しています。趣味は自然豊かな和歌山県内の海や川で釣りをすること。自身の日々の暮らしの風景や、地域での出来事などを発信してゆきます。