早生みかん、収穫中です

Writen by なかやまさん

こんにちは。なかやまです。

秋の長雨後、あれから田辺はいきなり寒くなりました。寒くなったと言っても今までが暖かすぎたので、本来の気候どおりになったと言ったところでしょうか。季節風である北西風が吹くようになって、ようやく冬らしくなってきました。

11月下旬から我が家では早生みかんの収穫作業が始まっています。

こちらの産地では、今年は実りが少ない感じでした。少ないながらも台風や害虫の被害もなく、よい感じに仕上がってきていましたが、秋の長雨や季節外れの高温などの影響で腐りや浮き皮の実が多くなっています。

秋に雨が長く続くと糖度は下がってしまう傾向にあるのですが、今年は夏の干ばつがいつもに増して厳しかったせいか、味の方は甘く、美味しく仕上がっています。

産地全体での収穫量が少なめなので、お値段はいつもより少し高めかも知れませんが、手に取って頂けると嬉しいです。

みかんが完熟してくるこの時期になると、美味しそうな匂いがしてくるのか、獣たちが毎晩畑へやってきます。わたしの農園でも、数匹のみかん泥棒が御用となりました。

一つ目の画像はアライグマです。見た目は可愛いですが爪がかなり鋭く、結構獰猛な性格をしています。

二つ目の画像はアナグマです。こちらは顔が小さくて胴体が丸々太っているのが特徴です。

このアナグマ、ドイツでは狩猟の対象でDachs(ダックス)と呼ばれています。日本でも飼い犬としてよく目にするダックスフントは、このアナグマ猟のために改良された品種だそうです。

ドイツの方もアナグマの農作物の被害に苦しんでいるのでしょうか?それとも、アナグマはものすごく美味しいんでしょうか?体型的にはかなり脂が乗っていそうですね。真相はわかりませんが。。。笑

もし、食べたことがある方は教えてください。

では今日はこのへんで、、、最後までお読み頂きありがとうございました。

この記事を書いた人

なかやまさん

田辺市の山間部出身の30代。農業大学卒業後、Uターンして地元で就職し、5年前に実家の家業である農業の道へ。主にみかんなどの柑橘類や南高梅を栽培しています。趣味は自然豊かな和歌山県内の海や川で釣りをすること。自身の日々の暮らしの風景や、地域での出来事などを発信してゆきます。