春、近し

Writen by なかやまさん

こんにちは。なかやまです。

田辺は朝晩はまだまだ冷えますが、日中はかなり暖かくなりました。太陽が出ていると暑いくらいで、農作業をしていると汗ばむくらいです。

前回の記事にて、梅がもうすぐ見頃とお伝えして、次回はちょうど満開頃に更新できれば、、、と考えていましたが、収穫作業に忙殺されてしまって、もう花も終盤な感じです。

かろうじて写真だけには収めていたので、画像だけでも満開風景をお楽しみ下さいませ。。。

さて、寒さが緩んで暖かくなってくることは喜ばしいことですが、このころになると田辺では、というか和歌山県では花粉が飛び始めます。

今年はスギ、ヒノキともに飛散量が例年の2〜3倍と予想されています。多くなっている原因としては、昨年夏の高温な気候によってスギなどへの日照条件が良く、花粉の生育も良かったことや、花粉の表年であること、などが考えられるようです。

幸いなことにわたしは花粉症とは無縁ですが、そんな自分でさえ目がパシパシしたり、鼻がムズっとしたりするくらいなので、今年は酷い年なのだと思います。

暖かくなって絶好の行楽シーズンを迎えますが、観光などで田辺を訪れる際は花粉対策も万全でお越しくださいね。

さて、最近の農作業ですが長かった我が家の柑橘収穫ロードも終盤戦、、、ようやく終わりが見えてきました。

先日、年末の記事にてお伝えした木熟の不知火(デコポン)の収穫を終えました。

昨年度は収穫直前の温雨でかなりの数が腐ってしまいましたが、今年度は天候にも恵まれて、無事に何事もなく収穫まで漕ぎ着ける事ができました。手間暇かけた甲斐がありました。

レギュラーの不知火(デコポン)と比べて、やはりこの時期までならせて完熟させると甘みもより一層強くなり、酸味も抜けて美味しくなります。

ですが、ただでさえデリケートな果皮の限界近くまでならせているため、日持ちの点ではレギュラーには劣ってしまいます。傷まないうちにできるだけ早めに召し上がってくださいね。

では今日はこのへんで、、、最後までお読み頂きありがとうございました。

この記事を書いた人

なかやまさん

田辺市の山間部出身の30代。農業大学卒業後、Uターンして地元で就職し、5年前に実家の家業である農業の道へ。主にみかんなどの柑橘類や南高梅を栽培しています。趣味は自然豊かな和歌山県内の海や川で釣りをすること。自身の日々の暮らしの風景や、地域での出来事などを発信してゆきます。