え?ここ和歌山だよね?

Writen by さとこさん

移住前、「和歌山」と聞いて「みかんが有名なのだから温暖なのだろう」と思い込んでいました。

龍神村へ下見として旅行に来たのは夏。
日陰は涼しく、川は透き通るように綺麗で、泳ぐ人々を眺め「紀州の殿さまも避暑に来ていた」というのも本当かもと思いました。とにかく東京とは全然違う場所でした。

11月初め、紅葉も流石に美しく、空気もさわやかな秋、私たちは龍神村に引っ越してきました。自分は雪も好きだけど、通年暖かいのも悪くないかな、と思いながら。

12月初め、まさかの大雪が降りました。

この日から私の名言『え?ここ和歌山だよね?』が、雪が降る度にSNS上で発せられるようになりました。龍神村は和歌山県といえども山奥なので、実は雪深い場所だったのです。もちろん移住前は知らなかったことです。

ただ、そんな龍神村でも近年の温暖化の影響か、この2年は大雪の日はありません。今では雪が恋しく、今年も寂しい冬だと感じています。

龍神村は日高川という川沿いに民家が立ち並んでいるのですが、龍神温泉がある標高が高いエリアを『上(かみ)』、比較的標高が低い、日高川町との境目あたりのエリアを『下(しも)』と言うことがあります。

さすがに『上』の方が雪になりやすく、護摩壇山(標高1372m)では今年もたくさんの雪が降ったようでした。私の住んでいるエリアは『下』なので、雪遊びがしたいなと思った時には『上』まで車で行きます。
今年は雪遊びをあきらめていましたが、ダメもとで少し前の週末に護摩壇山にドライブに行ってみました。子供たちのスキーウエアや手袋を用意して。

いくら暖冬といっても護摩壇山では里より雪が降るので、チェーン規制は早々からあります。

麓では雪も降っていないので、仰々しいバリケードがあってもノーマルタイヤで行ってしまう観光の方もいるのでしょう、途中、引き返してくる車を見ました。

半分くらい上がると、日陰のカーブなどに残雪が出てきて、道はツルツルに凍っていました。

高級車が溝にはまっているのを横目にどんどん上って「ごまさんスカイタワー」駐車場に到着。
この日はたくさんの家族連れが雪遊びに来ていました。

自宅から一時間で別世界に来ることができます。子供たちも大喜びです。

紀伊田辺駅からでも車で2時間弱の距離ですので、街の子供たちも日帰りで雪遊びをしたい時は護摩壇山に行かれることをおススメします。
※その際はスタットレスタイヤをご用意くださいね

この記事を書いた人

さとこさん

埼玉県出身。3年間の海外生活以外は実家を出たことがない。 子供英会話講師など英語に関わる仕事を続けて、友人の紹介でテレビ番組の翻訳業務に就き、テレビディレクターである今の夫と結婚。東京でのママ生活を満喫していた。ところが、2012年夏、夫の「龍神村へ移住したい」の一声で当時2歳の息子と3人の移住決定。今は長女にも恵まれ、親族も友達もいなかった関西の、しかも山奥での私の暮らしが続いている。