続・龍神村から春の便り

Writen by 松本 麻佐子さん

昼間は暑く、朝晩はまだ寒い龍神村です。(まだ、こたつ?はい、こたつです。笑)前回から、続く、春のお知らせ、その後のこと。

実は、前回写真を載せた木いちごが一番花を咲かせました。とっても嬉しくて、白い花が可憐で可愛くて、とてもテンション上がりました。

その晩、夫に「木いちご花咲いたの知ってた??」と前のめりで聞いたら「知ってる」と言われました。草刈りなど、手入れがマメな夫は、私より庭をよく見ていました…。

ここ2週間ほどで、2回くらい、とてもハマっていることがあります。それは、苺ジャムを作ることと、食べることです。

そんなに昔は、苺好きってわけではなかったのですが、そのまま生で食べるにもとっても甘いものより、小ぶりで甘酸っぱいものの方が好きではあり。産直で安く購入出来たので、ジャムを作ってみることに。

私が見たレシピは、前日から砂糖をまぶし、水分を出させることが大事と書いていて、そのおかげか本当に美味しく出来ました。小さなホーロー鍋で、苺1パック(およそ250g)を煮て、小瓶1つくらいのサイズが出来上がり。

煮ている時の甘い香りが、意外にとっても癒されます。

それをパンに塗って食べたのですが、本当に虜になってしまいました。去年、オレンジママレードを作ってあまり上手く出来なかったこともあり、どうかなと思いながら作りましたが、今回は、自家製ジャムってサイコー!ってなりました。

手塩を掛けて作るのは、それだけで美味しい。あと、自分で作ると、甘すぎないのが本当にいいです。(その分、日持ちはしないかなと思うので、冷蔵庫に入れ、数日で食べました。それでなくても、美味しくてすぐ無くなりました)

さて、またまた春のお花のお話で、1週間ほど前、田辺の駅前を歩いていたら、鮮やかなピンクのツツジが満開で、とっても綺麗だったのですが、私の家のはまだ小さな蕾で、龍神なので、まだ寒いのもあるのか、少し遅いなあと思っていたら、とうとう数日前に咲きまして。

私の家のは、薄ピンクで、これまた可愛いんです。(自画自賛です。笑)

前の家主さんが玄関先に植えていたものですが、今は、私たちが楽しませて頂いています。玄関を開けたらすぐにあるので、この季節は毎日、可愛いくて元気をもらいます。

今までそれほど庭とかに興味なかったのに、急に花が可愛く見えてきて、春はどことも、花盛りなので、車で走っていても、目に入ってしまいます。

龍神村の中も、虎が峰越えても、山に自然に咲いているものも可愛いし、人が手入れしているお花も綺麗で、とっても見るのが楽しいです。

道端の草花から、庭先のお花まで、いろいろ撮った写真を添えて終わりにします。春爛漫の龍神村です。また、ここから新緑の季節に入りますね。季節の変化がまた楽しみです。

この記事を書いた人

松本 麻佐子さん

田辺市龍神村出身。高校から村を出ていたので、10年ぶりの龍神村・田舎暮らし。家具屋の長女。関大卒、大阪での広告代理店勤務を経て、26歳の時にUターン。家業の「道の駅龍游」と「G.WORKS」を行ったり来たりの日々。どこに住んでも、いいとこ、あかんとこあると思ってます。でも、できるだけ「いいとこ」を見つけて、日々過ごしたい。このたなごこちライターを通して、私自身も地元の新しい発見ができたらと思っています。