未来の農業
こんにちは。なかやまです。
田辺は朝晩は涼しく、昼間は暖かい、ちょうど過ごしやすい日々が続いています。スギやヒノキの花粉の飛散もひと段落して、花粉症の方もやっと一安心と言ったところでしょうか。
最近の農作業ですが、今年もようやく柑橘の剪定作業を終えました。
柑橘の剪定作業は、枝や葉の込み過ぎた部分を透かして全体を整えて行きますが、開花する、新芽が出る前までに終わららせることが理想的です。
作業が進むたび、開花に追われて焦るこちらの気持ちまで整ってきます。笑

そして今まさに、畑では白い花が次々に咲き始めました。開花までに間に合って一安心です。
柑橘のつぼみがほどけるように開き、甘い香りが畑一面に広がっています。この香りがしてくると、「今年もまた始まるなあ」と気が引き締まります。
そんな中、新しい試みも始まりそうな予感が。。。スマート農業の実演講習会が地域で開かれたので参加してきました。

今回の話題は「ドローン」です。農薬散布の効率化や省力化を目的としたもので、急傾斜地の多いこの地域では、まさに待ち望んでいた技術です。実際に飛ばしてみると、その正確さとスピードに驚きました。手作業では大変だった場所も、上空からスムーズに散布できていました。

ですが、導入にはまだ検討すべきことが多いのも事実です。機体の価格や操作技術、日々のメンテナンスや維持費のことなど、一朝一夕にはなかなか決められません。しかし、未来の農業に向けて、少しずつ足を踏み出す大切さを改めて感じました。
人の手と新しい技術、それぞれの良さをうまく組み合わせて行ければ、この地域の新しい農業のかたちが生まれるはずです。この先の農業にさらなる可能性を見出せた、そんな講習会でした。
では今日はこのへんで、、、最後までお読み頂きありがとうございました。
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