梅採り、はじまりました

Writen by なかやまさん

こんにちは。なかやまです。

今年は6月に入っても割と涼しく、過ごしやす日が続いていましたが、日中はいよいよ暑くなってきましたね。

タイトルにもありますが、田辺では南高梅の収穫作業が始まっています。

今年の作柄は、不作傾向な地域が多く、それに加えて雹害のダブルパンチで、農家としては厳しいシーズンとなっています。

昨年も不作+雹害で、「来年こそは!」と、意気込んでいましたが、今年もやられてしまいました。

雹害の影響で梅はキズだらけ。。。トホホな収穫シーズンです。梅の果実が豆粒程の大きさの時に雹に当たりましたが、成長が進むにつれてキズも大きくなってきます。梅たちも痛かったやろうに。。。

わたしの住む上秋津地域は山間部での被害が酷く、わたしの畑は画像のとおり、厳しい作柄です。

こんな状況なので、梅の値段も高騰しています。いつもの2〜3倍くらいになっているようです。単価が高いことは農家からすればありがたい事ですが、あまり高すぎると買い控えする方もでてくるので、なかなか難しいですね。。。

来年こそは、久々に普通の作柄であってほしいですね。

さて、梅の収穫と並行して、柑橘のお世話もちょこちょこ行っています。先日は梅雨入り前の消毒作業を行いました。

花が散って、不知火(デコポン)の幼果が見え始めています。

梅とは打って変わって、今シーズンの柑橘類は

なかなか順調です。どの品種も、今のところよく果実が着いているような気がします。

昨年は柑橘類は全体的に不作で、極端に収穫量が少ない品種もありました。収穫までまだまだ期間はありますが、こちらは何事もなく育って欲しいものです。

では今日はこのへんで、、、最後までお読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人

なかやまさん

田辺市の山間部、上秋津出身の30代。四年生大学卒業後、Uターンして田辺にて就職。のちに家業である農家を継いではや十年。冬の定番「温州みかん」、柑橘界の女王「せとか」などなど、いろんな柑橘類をメインに、紀州南高梅も栽培中。県内津々浦々、海や川で釣りもしてます。インスタグラムでも地域での暮らし、畑の近況などを発信しています。