梅しごとと、続・続・庭のこと
まさかの梅雨が明けてしまいましたね。このまま夏かと思うと、末恐ろしいです…。都会も田舎もそれぞれ違う厳しい暑さの中かと思いますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
前回の投稿から、もう1ヶ月経ってしまいました。怠けてました。笑
今回は、梅干しの下漬けのお話から。6月に入ってすぐ位に、無農薬で梅を育てているみなべの知り合いの梅農家さんから、完熟梅を譲ってもらいました。

去年は、甘露煮を作ったのですが、今年は、初めて梅干しにもトライすることに。生梅の下ごしらえをしていると思いますが、生梅のこのなんとも言えない、フルーティーで、他の果物にはない独特の香りが大好きです。
「ああ、この季節が来た」と、香りから体で思い出すというか。このシーズンは、スーパーでも道端でも、どこからともなく必ず香ってくる梅の香りは、ほんと和歌山ならでは、でしょうね。


しっかり完熟になった梅を洗い、丁寧に水気を取ってから、爪楊枝でヘタを取ります。そして、アルコールと塩と梅をボウルに入れ、しっかり混ぜてから、ホーローなどの容器に入れ、重石をします。あとは、毎日、重石を外し、ちゃんと浸かるように、容器をあおります。


この画像の微妙な違いが伝わりますか?(1枚目が2日目で、2枚目が3日目です。)3日目は、2日目よりも、もうひたひたに浸かってますよね。
2~3日して浸かっていたらOKとのこと。そうしたら、重石を減らします。あとは、干すまでそのまま漬けておく。私は、シソ漬けではなく、白干しの予定なので、このあとの作業は、梅雨が明け、干す作業を待つのみとなります。ドキドキ。ちゃんと干せるかな・・・笑

梅干しとは別で、やはり甘露煮も作りました。アク抜きを3回ほどしたのち、砂糖と煮たら、出来上がります。今はまだ、ホットで、甘露煮をつぶしながら飲んでますが(寒がりなんです…)、真夏は、炭酸で割るとサイコーに美味しいです。ひと夏の楽しみで、夏になったら、いつも冷蔵庫に常備しています。
さて、あとは、最近の庭いじりのこと。最近、枇杷が旬ですね。美味しく食べていたら、種から育てている人のブログを見かけて、ダメもとで、美味しく食べた枇杷を種から育ててみることに。コットンに水を含ませ、数日。2つほど、ニョキニョキ根が出てきました。



鉢に移動し、肥料少しで、様子見。さあ、どうなるでしょうか。思いつきで始めたので、どうなることやら。また、うまくいきましたら、ご報告します。

それと少し前に、ナスを育て始めました。ちゃんとした畑でもなく、画像が緑ばかりですみません。笑
一番花が、大雨で落ち、意気消沈したり、水不足で、しなっしなに萎れて、焦ったり。職場の畑の諸先輩方にも聞きながら、毎日、試行錯誤して楽しんでます。

最近、私のバイブルになりつつある「趣味の園芸」!とてもおすすめです。今の季節は、植物が急に枯れかけたり、トラブルも多く、初心者の私にはすべての内容が刺さります。笑
でも昔は、こんな便利なものなんて無かったはずで。口伝や、天気の移り変わり、肌で感じる感覚を頼りに、耳をすまして、自然の中から読み取っていたのだなあ、昔の人はすごいなと、改めて感じます。
どんな方がこのブログを読んで頂いているか分かりませんが、じーっと自然と向き合う、端から見たら、無駄に思えるような時間を存分に楽しめる人が、田舎では楽しんでいる人かなあと思います。


今年は無事咲いた、フェイジョア。花芽から数日、南国感たっぷりの花が満開。癒されました。