いきなり真夏へ

Writen by なかやまさん

こんにちは。なかやまです。

今年は記録的な早さで梅雨が終わってしまいました。

梅雨明け後、田辺は急に真夏のような気候となっており、日中は厳しい暑さとなっています。

我が家の梅採りはようやく終わりを迎え、ホッと一息。。。

実は一言で「梅採り」と言っても、同じ梅農家でもその家によって仕事の仕方が

①木になっている青梅を手でもいで収穫する

②ネットを敷き、完熟して落下したものを拾う

に分かれます。

我が家はほぼ①なのですが、②も少しだけあります。

というのも、梅干しにする梅は青いものよりも完熟してネットへ落下したもの(熟した黄色いもの)を使った方が、干し上がった時の仕上がりが良いからです。

逆に青いもの(青果)は梅酒や梅ジュースに向いています。

不作ながらもなんとかシーズン終盤に、自家用の梅干しの漬け込みもできました。

今月の下旬頃に天日干しする予定なので、梅干しの話はまたその頃にお伝えできればと思います。

話は変わりますが、今年も我が家にツバメが来てくれました。

実はこのヒナたち、二代目なんです。初代は5月に卵から孵って順調に育っていましたが、ある朝、すべていなくなってしまいました。おそらく、夜中にヘビに襲われたのでしょう。

その朝は空っぽの巣の周りを親鳥が鳴いて飛びまわり、そんな様子を見るのが辛くて。。いたたまれませんでした。。。

数日、これからこの親鳥たちはどうするのかなあ、と見守っていたのですが、、、なんと同じ巣へ新たに卵を産んで子育てを始めたではありませんか!

親鳥の一生懸命な姿勢に感動させられました。

二代目のヒナたちも、やっと目が開くまでに成長しています。

ツバメたちの頑張りに応えようと、人間サイドも新たに巣の周りへヘビ避けなどなど、色々と対策を施しましたが、どうなるでしょう。。。

自然界は厳しいですが、今度こそ何事もなく巣立って欲しいものです。暖かく見守って行ければと思います。

では今日はこのへんで、、、最後までお読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人

なかやまさん

田辺市の山間部、上秋津出身の30代。四年生大学卒業後、Uターンして田辺にて就職。のちに家業である農家を継いではや十年。冬の定番「温州みかん」、柑橘界の女王「せとか」などなど、いろんな柑橘類をメインに、紀州南高梅も栽培中。県内津々浦々、海や川で釣りもしてます。インスタグラムでも地域での暮らし、畑の近況などを発信しています。