季節の移ろいを感じる味噌作り

Writen by 杉原 功修さん

田舎暮らしを初めて4年目の春を迎えようとしています。

私の田舎暮らしのポリシーは、自分で作れるものは自分の手で作り、出来ないものは。。

他の方に手助けして頂くです(笑)。

当然自分が食べるものも手作り、特に毎年の味噌作りは大事な作業の一つで、もうすぐ春だ!と思うイベントです。

まずは、本や地区の古老の方に教えて頂いた事ですが。。

味噌には大きく分けて「米みそ」「麦みそ」「豆みそ」の三種類あるそうで、それは麹の種類によるものだそうです。

そして、それぞれの個性を知ったうえで、気候や体調によって味噌を使い分ける、また合わせ味噌にする、といった暮らしの知恵についても教わりました。

さらに、3年熟成させた味噌には健康を保つための高い効能があると言われており、それが古から「味噌は医者いらず」と言われている所以なんだそうです。

もともと味噌は大好きでしたが、知識が深まる毎に、こんなにバリエーションがある、奥深いものだとは知りませんでした。。

さ~、知識もしっかり学んだところで、いよいよ味噌つくり開始です!

味噌つくりは意外に簡単です。

煮上がった大豆

まず、煮た大豆をボウルなどですりつぶし、そこに塩と麹をあわせた「塩きり麹」を手で混ぜ合わせ、「味噌玉」と呼ばれる団子を作ります。

味噌玉

これらの作業は出来れば複数の人の手でやるのがベストだそうです。
それは、それぞれの手に住む常在菌(健康な身体に日常的に存在する微生物たち)も入り込み、それも味噌の個性になるとの事ですが。。

私は一人なので。。
個性の多様性が無くなるな~(汗)。

さて、味噌玉ができたら、それを樽のなかに「ビシッ」と投げ込んで、その上からしっかり押さえて仕込んでいきます。

「ビシッ!」

こうすることによって、空気が抜けるそうです。
思い切り「ビシッ!」「ビシッ!」と投げ込むと気分爽快!
(サラリーマン時代にやりたかった~ 笑)

すでに過去3年、うちの味噌は頂きものやお土産を除き、全て手前味噌、自分で仕込むんですから、愛情も思い入れもひとしおです。毎回のご飯がおいしく豊かになるうえに、健康にもいい。

田舎暮らしをお考えの方、来年はみなさんも手前味噌つくりにチャレンジしてもらい、先ずはこの豊かさを経験してもらえたなら嬉しいです。

この記事を書いた人

杉原 功修さん

大阪八尾市から移住して3年になるUターン組です。畑仕事を中心に趣味の帆船模型作り、アマチュア無線、真空管ラジオ・アンプ作りと田舎生活を満喫しています。暮らしを中心に田舎の良さをお伝え出来ればと思います。