本宮に春が来ました

Writen by なっちゃん

新型コロナウイルスが世界的に大流行し、世は自粛モード。

私自身も日本舞踊のお稽古やイベントが中止になってしまいました。

それでも、そんな大変な中でも春はやってきます。

3月の下旬頃から本宮町の桜は満開!

観光客は例年より少ないですが、ひっそりと咲く桜もまた美しいです。

どこにいても感染のリスクはあるとは思いますが、外に出れば人よりも大自然が待っている本宮は、ふと見渡せば辺りに桜が咲き誇っていて心癒されます。

さて、春と言えば、、、山菜ですね!!!

春の楽しみ方はやはり、山菜と桜なのです。。!


わらび、ふき、イタドリ、セリ、などなど。

逞しく育ったわらび
こんなに沢山採れました


田舎の楽しみ方は自然の恵みをいかに楽しむかだと思っています。

もちろん人との濃い繋がりも素敵ですよ。

そういった春の山菜の楽しみ方と言えば混ぜご飯、「おまぜ」をするのがうちの定番。
これが最高においしいんですよ!!!!

我が家の「おまぜ」

おまぜとは五目寿司のことです。
山菜ちらし寿司みたいな感じでしょうか。

和歌山県ではお祝い事や人が集まるときに作ることが多いのだとか。

昔は「今日はちらし寿司やで!」と言われて「やったー!!」と思ってたら、出てきたのがおまぜで、海鮮のちらし寿司ちゃうんかい、、、、とがっかりしたものですが、今では大好きなごちそうです。

自家製の紅ショウガが効いてて、タケノコや山菜の歯ざわりが最高ですね。
特に、錦糸卵はテンションが上がるポイントです!!

(ちなみに、セリは牛肉と一緒に甘辛く煮るとめちゃくちゃ美味しいですよー!)

あと、5月上旬から出てくるタケノコも最高ですね。

これまた逞しく育ったタケノコ

美味しさとは裏腹に山菜は取りに行くのが大変なんですが(笑)

暖かくなると虫も出てきますし、服装には気を付けなければなりません。

山菜はアクが強くてあく抜きをしなければならなかったり、皮を剥かなければならなかったりと、面倒な事も多いですが、それでも旬の食材の美味しさには勝てません…!!

食材を取りに行くところから始まる山菜採りは、まるでRPGゲームのよう。

探検家気取りです(笑)

本宮のスーパーの地場産コーナーには山菜が並ぶこともあります。旬の食材は、最も栄養価が高く、やはり味も美味しいです。

是非毎日の食卓に旬をとりいれてみてくださいね( *´꒳`* )

この記事を書いた人

なっちゃん

本宮町で暮らすお茶畑農家のなっちゃん。祖父母が営んでいたお茶畑を継ぎ、お茶畑農家となりました。本宮町で生まれ育ち、23歳の時にUターン。‬ 日本舞踊の師範のお免状も頂き、日本舞踊家としても活動中。田舎の醍醐味、農業と共に日々の暮らしをお伝えします!‬読めば絶対本宮町に遊びにきたくなる!?‬