めぐる、地域での暮らし
こんにちは。なかやまです。
先月のこと。
新型コロナウイルスの感染拡大により、田辺市でも学校などの教育機関が休校となっていた中、わが子の通う「田辺市立上秋津幼稚園」では、なんとか入園式を行うことができました。
この上秋津幼稚園はわたしも幼い頃通っていたので、懐かしい気持ちで式へ参加させてもらいました。
ですが、コロナの影響で来賓の方々も必要最小限の人数になっていたり、時間が短縮されていたりと、例年に比べるとやはり賑わいがなく、少し寂しい感じでした。
上秋津幼稚園は4歳児のさくら組、5歳児のすみれ組があり、現在の園児数は14名となっています。
上秋津という土地柄、自然に囲まれた環境の中で子どもたちはのびのびと育っています。
(園内の菜園ではタマネギなどの旬の野菜のほか、子どもたちの大好きなイチゴも栽培されています)
園内での保育はもちろんですが、園外保育にも力を入れてくれているようで、近隣のお寺にお邪魔して礼儀作法を教わったり、園の横の畑で作業する農家さんにみかんの収穫体験をさせていただいたりと、地域の方々や先生方に見守られながら、本当に色々な経験をさせてもらっています。
このような地域密着型の教育体制は、都会の大規模な幼稚園、保育園ではなかなか難しいのかな、とも感じています。
園児も募集中のようなので、気になる方は田辺市のホームページを覗いてみてください。
さて、日々の農作業では先日、我が家のみかん畑の「改植(かいしょく)」作業を行いました。
「改植」とは、植えられた木を伐採し、改めて苗木を植え付けて、畑を新しく更新してゆくことを言います。
果樹を栽培してゆくなかで、病気や害虫、気候の影響などによって、みかんや梅の木が弱ってしまったり、枯れてしまったりすることがあります。
そのため、私たち農家は畑の状態を日々観察しながら、この作業を行います。(木が元気でも、栽培する品種を違うものに変えたい場合にも行います)
ここは以前はデコポン(不知火)の畑でしたがその木々を伐採し、新たにポンカンの苗木を植え付けました。
収穫できるのは4、5年後でまだまだ先の話になりますが、美味しいポンカンができるように農作業に励みたいと思います。
こうして伐採され、役目を終えたデコポンの木々は、少し手間はかかりますが我が家ではこのように薪(焚き物)にしています。
この使い道は、寒くなってきてから改めて紹介したいと思います。
では今日はこのへんで、、、最後までお読み頂きありがとうございました。