今年も鹿に勝ったど~!

Writen by 杉原 功修さん

田舎暮らしの楽しみの一つは家庭菜園での野菜作りです。

新鮮な物を食べられるし、往復の移動も含め3時間かかる買い物回数も少なく出来ます。(年金生活者の私には此れが一番・・笑)

山奥でのそんな楽しみを邪魔するのは・・・そうです、獣です。

猪、鹿、猿、穴熊が一番の強敵で、グルメの彼らは発芽や収穫前の一番いい時に・・やられます(動物園で子供と見てる時は可愛かったのにな~)

そんな中、被害の少ない作物の一つにラッキョウが有ります。
私の住む平瀬は土か気候が良いのかは判りませんが、出来の良い物が素人の私でも出来ます(自画自賛!)

さて、今年も収穫の時期が来ました。
通常1年目は玉が大きいので、2年目か3年目のものを収穫するそうですが、私は大きいのが好きなので気にしません。

放っておくと年々玉が小さくなり、そのうち消えてなくなってしまうそうです。(畑が狭いので確認してませんが)

草払機で玉を傷付けないように葉を取り、掘り上げます。それをネットに入れて、近くの川で軽くザブザブ洗って家に持ち帰ります。

玉を傷つけないように草刈り

さ~ここからラッキョウ地獄の始まり~始まり。

何故なら収穫後1日、2日でもまだ成長しちゃうので、切り口から芽がのびてくるからです。

泥と薄皮を取る為、ラッキョウ用としてる洗濯機へ入れて回すこと5分間(これは試行錯誤の結果で、傷を付けないベスト時間です)。

洗濯機でジャブジャブと5分

一番面倒なのが、その後の根と芽を切って薄皮を剥く作業で。。これが無ければ、どんなに楽チンか、と思うのですが・・・!

それさえ終われば後は ぐらぐら煮立ったお湯に通し水切りしてガラスの保存ビンに移し、甘酢を入れて出来上がり~!

ちなみに、私は塩漬はしません。新鮮な内に手早く漬けます。2,3日は日に2~3回程度保存ビンを振って冷暗所へ。

というわけで、今年は12Kgほど漬けました。

12kgのラッキョウ

友人に差上げたり(押売りかな?)、地域の催しに出品したり、更に1年置いて食べたりして楽しんでます。

スーパーで買うラッキョウでも十分と思われる方、シャキシャキ感が全然違うんですよ~!!

是非一度お試しあれ!

この記事を書いた人

杉原 功修さん

大阪八尾市から移住して3年になるUターン組です。畑仕事を中心に趣味の帆船模型作り、アマチュア無線、真空管ラジオ・アンプ作りと田舎生活を満喫しています。暮らしを中心に田舎の良さをお伝え出来ればと思います。