梅とみかんの畑から
こんにちは。「なかやま」と申します。このページでは、わたしの日々の暮らしの風景や、地域での出来事を中心にお伝えしていこうと思っています。
まず簡単に自己紹介を、、、わたしは生まれも育ちも田辺市で、正真正銘の「たなべっこ」であります。小中高校と地元の学校へ通い、大学進学のため四年間は田辺を離れていましたが、卒業後は地元で就職を決めて帰ってきました。最近の流れでは、大学進学などで地元を離れると、そのまま都会で就職し、帰って来ない方が多いと感じます。(わたしのまわりだけかもしれませんが、、、)
そんな中、なぜわたしがUターンするかたちで地元へ帰って来たかといいますと、生まれ育った自然豊かな土地で生きていきたかったことや、農業という家業があったからです。
我が家は代々続く農家で、主にみかんなどの柑橘類や、和歌山と言えばお馴染みである南高梅(なんこううめ)を栽培しています。
昔から両親の仕事を間近に見て育ったことや、その手伝いをするなかで、農業という仕事にやりがいを感じていたこともあって、5年前に家業を継ぎ、現在は家族揃って日々、農作業に汗を流しています。
わたしの住んでいる「上秋津」という地域は、田辺市の街中からは北東へ5キロほど離れた山間部に位置します。
どんなところ?と聞かれると、こんなところです。
いい眺めでしょ。これは近所のみかん畑から撮った風景ですが、田辺湾を一望できます。田辺湾の向こうに見えている対岸が白浜です。
景色をみてもわかるとおり、すごくのどかなところです。まわりはみかん畑や梅畑が多く、幼い頃は山が遊びの場で、アケビを探して食べたり、クワガタやカブトムシを採ったり、近くの野池でザリガニを捕まえたり、魚を釣ったりと、田舎ならではの遊びをよくしたものです。子どもの頃はその「田舎さ」に嫌気がさしていた時期もありましたが、大人になってみて改めて、住み心地の良い場所だな、としみじみ感じています。
さて、我が家の最近の出来事としまして、梅の花も満開を終え、終盤といったところでしょうか。今年は暖冬だったのでいつもよりずいぶんと開花が早いのですが、そういった年は不作となることが多いと言われているため、これからの経過が心配なところです。
梅の収穫はまだまだ先ではありますが、我が家では柑橘類の収穫真っ只中であります。
これはネーブルオレンジと言うブラジル原産の種無しオレンジで、酸味が苦手な方でも食べやすい甘みの強い品種ですが、名前の由来をご存知でしょうか?
実はネーブルは英語で「へそ(臍)」を意味します。果実の頂点の部分(軸とは逆の部分)が人間のおへそに似ている事から名付けられたそうです。
では今日はこのへんで、、、最後までお読み頂きありがとうございました。