有名なのは南高梅だけじゃない!和歌山発祥の食べ物
みなさんこんにちは。
お茶農家のなっちゃんです。
他県の方にどこに住んでるの?と聞かれて、「和歌山県です。」と答えると、
「えっと、どこだっけ?」
と言われること多々あります。
または
「あー、梅が有名だよね。え?みかんは愛媛でしょ?」
みたいな返答です。
日本人の半分くらいはこの二択の返答だと思っています。
分からない人には大阪の下にあるよと返答しますがそれでも分からない人が多いです。。。
なぜー!!!和歌山こんなにいいところなのに!!!!
でも観光地はどこ?って聞かれると白浜のパンダととれとれ市場しか答えられない自分がいます。
悔しい。
和歌山は南高梅や有田みかんが有名どころですが、和歌山発祥の食べ物がたくさんあることを知っていますか?
日本料理に欠かせない大事なアレは和歌山から生まれたんです!
そこで、とりあえずネットで調べた食材を書きます。笑
南高梅 / 有田みかん / 鰹節 / 醤油 / 胡麻豆腐
金山寺味噌 / なれずし / めはり寿司
柿の葉寿司 / 橘(タチバナ)
じゃばら / 養殖マグロ / ブドウ山椒
真妻わさび / 蚊取り線香 / 世界初の全身麻酔手術 / 夏の甲子園
ちょっと途中から食べ物じゃないのもありますが、個人的に驚いたので書いておきました。気になるものはぜひ検索してみてください。
その中から、今回は「じゃばら」を紹介したいと思います!
「日本で唯一の飛び地の村である北山村に自生していた幻の柑橘。名前は「邪気を払う」ほどに酸っぱいことに由来。ビタミンやカロチンが豊富。また花粉症にも良いと注目を集め、果実や加工品は毎年売り切れてしまうほど人気。」
(『ふるさとチョイス』より抜粋引用)
フラボノイドの一種であるナリルチンが花粉症を和らげる効果があるらしく、そのナリルチンという成分が柑橘系の食べ物に含まれているのですが、特にじゃばらにその成分が多く含まれているため、注目を浴びているようです。
人気が人気を呼び、今では北山村以外でも生産されるようになりましたが、どうやら北山村の人達は北山村以外のものはじゃばらとは認めていない様です。
北山村の人から聞いた話ですが、じゃばらは本来接木で育っているので種が無いのだそうです。
他の地域で作られているのは種子がある様で、それは何故かと言うと他の柑橘と交配してしまっているからだとか。
本来じゃばらには種子がないのに種子があるということはじゃばらではない何か..。本来のじゃばらとは成分も違っているのでは?とのことでした。北山村では昔ながらのじゃばらを村外不出とし大切に守り育てている様です。
ま、まぁ、他の地域のじゃばら(?)が悪いというわけではありませんし、じゃばらが花粉症に効くというよりナリルチンが花粉症に効果があるということなのでそこはご理解いただければ思います。
とはいえ大変興味深く面白いお話でした。
和歌山といえば!北山村のじゃばら!
これテストに出ます!!