収穫の秋到来

Writen by なかやまさん

こんにちは。なかやまです。

お盆前後はあんなに厳しかった暑さも緩み、田辺は朝晩はめっきり涼しく過ごしやすくなりました。今は庭先で虫たちの鳴き声を聞きながらこの記事を書いているところです。



季節的に暑さも落ち着き、絶好の行楽シーズン(とは言ってもコロナ禍でなかなか遊びに行きづらいですが、、、)となりましたが、我が家では温州みかんの収穫作業が始まり、バタバタとした日が続いています。

色づいた温州みかん、ようやく収穫です

この記事を書いている9月19日現在、わたしが収穫しているのは「極早生」(ごくわせ)品種の「日南の姫」(ひなのひめ)と呼ばれる品種です。秋が近づき昼と夜の寒暖の差が大きくなってくると、みかんもそれに反応して真緑から薄黄色に、徐々に色づいてきます。

温州みかんと聞いて、皆さんが一番に思い浮かべるのは完全にオレンジ色に着色したものかもしれませんが、それは温州みかんの中の早生品種で11月上旬頃から収穫が始まります。

はじめは、9月中旬頃より極早生品種の「日南の姫」や「YN26」から収穫が始まり、続いて「日南」、「ゆら早生」、「上野早生」など、シーズンが進むにつれて収穫する品種が変わって行きます。

食味としては、今年は6〜7月の梅雨時期に雨が多かったので薄味に(糖度が低く)ならないかと少し心配していましたが、梅雨明けからは雨も少なく日差しもよく照ったので、例年どおり甘く、美味しいみかんに仕上がっています。

この様な記事で食味を伝えることはなかなか難しいのですが、あえて表現しますと、早生みかんが「甘〜〜い」とすれば、極早生みかんは「甘酸っぱ〜い、スッキリとした感じ」でしょうか?笑
(ぜひ一度食べてみてください!)

先にも挙げたとおり、極早生みかんのなかにも色々な品種があって、どれも美味しいのですがそれぞれに味が違っていて個性があります。直売所などで食べ比べしたり、自分に合ったお気に入りの品種を探してみるのも面白いと思います。

季節柄、他の果物では梨やブドウも旬を迎えて美味しい時期になっていますが、是非、和歌山県田辺産の極早生みかんもご賞味ください。

では今日はこのへんで、、、最後までお読み頂きありがとうございました。

この記事を書いた人

なかやまさん

田辺市の山間部出身の30代。農業大学卒業後、Uターンして地元で就職し、5年前に実家の家業である農業の道へ。主にみかんなどの柑橘類や南高梅を栽培しています。趣味は自然豊かな和歌山県内の海や川で釣りをすること。自身の日々の暮らしの風景や、地域での出来事などを発信してゆきます。