梅の剪定(せんてい)

Writen by なかやまさん

こんにちは。なかやまです。

先日のこと、ご近所さんから隣町の白浜町にて打ち上げ花火が上がるとの噂を耳にしました。

例年であれば、夏になると白浜町の白良浜(しららはま)にて花火大会が開催され、多くの観光客で賑わいますが、残念ながら今年は新型コロナウイルスの影響で開催されていません。。

大々的に告知されているわけではなかったので、半信半疑でしたが家族で行ってみると、、、

噂は本当でした!!!

30分くらいでしたが、季節外れの花火を楽しむことができました。

翌日の紀伊民報(田辺の地方新聞)に目をとおすと、コロナ禍で気落ちした地域を元気づけたいという思いで、大阪の企業と白浜町などがサプライズで企画したものだったようです。

今回の粋なイベントのお陰で、夏の終わりに良い思い出ができました。来年は花火大会が開催できると良いですね。。。

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さて、最近の農作業ですが、我が家では梅雨時期に収穫を終えた梅の木の剪定(せんてい)作業を行なっています。

剪定をせずに放っておくと、枝が多すぎて日当たりが悪くなったり、通気性が悪くなって病気が出やすくなったりと、色々と弊害がでてくるので毎年行います。

ですがこの梅の枝、硬いのなんのってくらい硬いんです。剪定期間中はそんな硬い枝を毎日ハサミで切り続けるため、腱鞘炎になって病院へかかる農家もいるくらいです。。。

梅の剪定は秋から冬にかけて行いますが、毎年農家が剪定が始めるこの時期になると、JAの営農指導員による「梅剪定講習会」が各地で開催されます。今回は近隣の園地で行われるということもあって、ちょっと覗いてきました。

講習会の様子

指導員さんが「なぜこの枝を切るのか、なぜこの枝を残すのか」など、説明を交えながらバシバシ枝を切って行きます。

あっという間に講習会は進み、、、

Before
After

画像では少しわかりにくいですが、かなりスッキリしました。これで日も良く当たるでしょうし、消毒もやりやすくなりました。

梅の木もさっぱりして喜んでいると思います。。。笑

このような講習会は剪定の実演を間近で見られるため、とても参考になります。指導員の方や父が剪定する様子を見ても思いますが、上手な人の仕事を実際に間近で見ることは上達の近道だと感じます。

まだまだ未熟なので、日々勉強です。

では今日はこのへんで、、、最後までお読み頂きありがとうございました。

この記事を書いた人

なかやまさん

田辺市の山間部出身の30代。農業大学卒業後、Uターンして地元で就職し、5年前に実家の家業である農業の道へ。主にみかんなどの柑橘類や南高梅を栽培しています。趣味は自然豊かな和歌山県内の海や川で釣りをすること。自身の日々の暮らしの風景や、地域での出来事などを発信してゆきます。