年の瀬

Writen by なかやまさん

こんにちは。なかやまです。

田辺は今日も季節風である北西風が吹いており、毎日寒い日が続いています。今朝温度計を見ると3℃でした。。。

雪国の方からすれば笑われるかもしれませんが、田辺人からすればもう真冬の寒さです。。。龍神村などの山間部では雪も積もったそうで、本格的な冬を迎えています。



日々の農作業は、我が家ではみかんの収穫も終わり一息ついたとこですが、収穫中などの忙しい時期にはなかなかできない仕事を色々と行っています。

そういった仕事の一つに、防風林の剪定があります。

今年は運良く上陸しませんでしたが、夏から秋にかけて襲来する台風や、冬の季節風から作物や木々を守るために畑の外周を囲う様に植えています。

しかし、これもほったらかしにしてしまうと肝心の作物の日当たりが悪くなったり、隣の畑の方に迷惑をかけてしまうため、定期的に行う必要があります。

今日は梅畑の周りに植えている木々の剪定をおこないました。切った枝もやがては腐り土へ還り、作物の養分となってくれることでしょう。収穫などとは違い直接お金になる作業ではありませんが、畑のメンテナンス的なことも農家の大切な仕事の一つだと感じています。

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さて、空気も乾燥してきて火の元に注意しなければならないこの季節、先日地元の消防団の訓練がありました。

わたしの所属する団ではこのように、毎月定期的に火災を想定した訓練を行っています。

火災は昼夜問わず急に起こるので、日頃の訓練がとても大切です。機械の操作方法やホース等の機材に不備がないかなど、諸々確認しながら取り組んでいます。

わたしの父も以前は消防団に入団していたため、火災の放送が入ると家からスッ飛んで出て行くのを幼い頃からよく目にしていました。火災の現場に出向くこともあるため色々と大変な部分もありますが、父を含め地元の先輩方が地域の暮らしを守ってくれていた伝統は、自分たち世代も受け継いで行かねばならないと感じています。

また、入団しなければ関わりのなかったであろう世代や、異業種の方々とのコミニティーも生まれるので、そういった面でもよい刺激となっています。

みなさんも火の元に注意して、よい年末年始をお過ごし下さい。

では今日はこのへんで、、、最後までお読み頂きありがとうございました。

この記事を書いた人

なかやまさん

田辺市の山間部出身の30代。農業大学卒業後、Uターンして地元で就職し、5年前に実家の家業である農業の道へ。主にみかんなどの柑橘類や南高梅を栽培しています。趣味は自然豊かな和歌山県内の海や川で釣りをすること。自身の日々の暮らしの風景や、地域での出来事などを発信してゆきます。