【続】移住生活に車は必要か否か!?
~いざ、修行へ~
ザ・ペーパードライバーがお仕事の話をいただいた。
しかし車がないと通えない距離。
果たして一歩踏み出すのか…!?
っていう前回からの続編でございます。
結果から申し上げますと、踏み出しましたとも。
そもそも、自分の行きたいところが遠かった場合、夫に〇〇に行きたいから連れていって、とお願いすることが、だんだんと「なんだか夫に擁護されている子供のような気分だわ」と思い始めていた。
そして、今は電動自転車に乗せて連れまわしている息子も、やがて小中高生に成長していく中で、必要性を感じる時期がきっとやってくるよね、とひしひしと感じていた。
もう見て見ぬふりはできまい。いつやるの。今でしょ。
というわけで、まずは大きな道から一歩中に入った漁港の道から練習を始めました。
そんなある日、隣の教官(夫)は言いました。「そろそろ信号のある道に出てみようよ。」
「無理無理無理無理ーーーーー!!むーーーーりぃーーーーー!!」
漁港の道からチラッと見えていた、信号のある道。すぐそこなのに、私にとっては別世界、大きな隔たりがありました。
「いつまでも漁港の道ばっかり走ってても…」
はい、ごもっともです。
いよいよ、いよいよっ!!
大海原に繰り出しましたーーー!!
が、しばらくは全ての対向車が、自分のほうに向かって突っ込んでくるような感覚に
襲われ、怯えに怯えていました。
できれば時速30kmぐらいでずっと走っていたい。なんならもう運転やめたい…
でも今ここでやめたら、私一生運転できない気がするよ…
がんばる。もう少しがんばってみる。
やれる、やろう、やるぞ。Yes, I can!!!
などと、ブツブツブツブツ心の中でも、実際に口に出しても
つぶやき続け…
そんな落ちこぼれドライバーに気の長い夫はよくぞ付き合ってくれました。
独り立ち(教官夫の付き添いなしで一人で運転)に、なんと、驚くなかれ。
1年半…!!かかったのですよ。
結局、お声掛けいただいた仕事よりも、やりたいことが出てきたので、車で通勤という流れではなくなったのですが、とても良いきっかけを与えてもらったと思っています。
次回は「独り立ちデビューからのネクストステージ」のストーリーを引き続き、くどいですが熱く語らせていただいてもよろしいでしょうか。
それくらい私にってはビッグチャレンジなのです、運転は!!
どなたか共感して下さる方に届くといいな、と願いつつ。。