みかんの季節ですよ

Writen by なかやまさん

こんにちは。なかやまです。

最近の田辺は日中は暑いくらいの日もありますが、朝晩は冷え込み本格的に冬を迎えつつあります。

世間を騒がせていた新型コロナウイルスの新規感染者も田辺市においては0人の日が続いており、今まで開催できていなかった農家間の会議や地域の会合なども再開しつつあります。

本来ならばわたしの住んでいる上秋津では、夏には盆踊り大会、秋には秋祭りからの子ども神輿などのイベントがあり、そういった行事をこの「たなごこち」でも紹介したかったのですが、この2年間はコロナに泣かされました。。

徐々にですが以前の生活に戻ってきている感じはありますが、新型株の話などもニュース等で報道されているので、今後も心配ですね。。。

さて、最近の農作業では、我が家では温州みかんや早生八朔などの柑橘類の収穫時期を迎えており、慌ただしい日々を送っていました。

温州みかんについて、収穫している品種などの詳細については昨年12月の記事をご参照下さい。今年の傾向としては、8月にかなり降雨が多かったので味が良くなるのか?と心配していましたが、それ以降は極端に少なかった事もあってか、とても甘くて美味しい仕上がりとなっています。

早生八朔については、開花時期の天候の加減からか例年より成りが薄い感じですが、気温が下がるにつれて色味も増してきて、綺麗な黄色に色づいています。温州みかんの「甘〜い」という食味とは違い、八朔特有の香りとスッキリとした後味が魅力的な品種です。

ここ最近は夏場から秋にかけて、和歌山県には大きな台風が上陸していないため、みかん農家としてはありがたい限りです。今年も無事に収穫まで漕ぎ着けることができました。

これから3月いっぱい頃までは、色々と品種が変わりながら柑橘類の収穫が続きます。また忙しくなりそうです。。。

では今日はこのへんで、、、最後までお読み頂きありがとうございました。

この記事を書いた人

なかやまさん

田辺市の山間部出身の30代。農業大学卒業後、Uターンして地元で就職し、5年前に実家の家業である農業の道へ。主にみかんなどの柑橘類や南高梅を栽培しています。趣味は自然豊かな和歌山県内の海や川で釣りをすること。自身の日々の暮らしの風景や、地域での出来事などを発信してゆきます。