山奥の田舎暮らしに必要な物を考えると。

Writen by 杉原 功修さん


この「たなごこち」や他のSNSで田舎暮らしのエピソードを出しているせいか、こんな私でも時々メール等で問い合わせが来ます。

その中の1つで
「同じような環境の田舎暮らしを計画しています、そこで事前に必要なものを準備したいと考えております。出来ましたらその理由も併せて教えてください。」との事で、確認したら同じような環境の所でした(残念ながら和歌山ではありません)。
このサイトを見られていて山暮らし考えている方に少しでも参考になり、助けになればと思い紹介したいと思います。

1.何といっても絶対必要なのは車です。
公共交通機関がバスだけで、それも予約制の田舎なので好きな時に買い物にも行けませんこれは必須です。そのなかでも軽トラが一番です、小回りが利いて狭い道や悪路でも走れますし、後ろに荷物も乗せられてとことん使えます。年代物の中古車で十分です。

2.刈払機(出来れば2台)
これが無いと次々と生えてくる草たちに対抗できません。本当に夏とかはすごい勢いで生えて来るので、早くこれの操作に慣れて使えるようになってください。刈払機は刈る場所によりチップソーとナイロンコードがあります、1台ならこれを交換しながら使うのですが。。これが面倒で固定が甘かったら怪我につながりますので2台あれば便利です。それと田舎の地区では行事として草刈りがありますので必ず準備してくださいね。

3.長靴
都会で履くようなお洒落な丈の短い長靴じゃありませんよ、ひざ下くらいまである滑りにくいものがオススメです。田舎生活を始めるとで直ぐに長靴の偉大さが判ります、どういう時に使うかというと農作業する時や、ちょっとした山道登る時とか色々です。滑りにくいし、汚れても大丈夫だし、耐油性のものなら汚れもすぐに落ち便利です、つま先に鉄芯等が入ったものならもう万能です。

4.冷凍庫
冷蔵庫とは別に冷凍専用のものです、買物に半日かかるので時間短縮や沢山出来た作物を利用した作り置きが出来て有れば便利です。
 
5.灯油ストーブ
電気を使う暖房機は停電時非常に困ります、山奥は停電の復旧に非常に時間がかかります、それが冬の寒い時期になるとにつらいです。また、田舎は古い家も多くてどうしても隙間風が入って来たりします。なので同じくらいの気温でも、家にいると田舎の方が寒く感じます。木が手に入るところなら薪ストーブもいいですね。

以上紹介したのはあくまで最低限のものなので、あとはみなさんが移住する土地に合わせて買い足してください、特に携帯のキャリヤのサービス範囲かは忘れず確認です。
もし迷ったら、地元の人にぜひ相談してみてください。親切に教えてくれます。 地元の方は結構こだわりを持っている人が多いので、いい話のタネにもなりいいコミュニケーションのきっかけにもなります。

最後まで読んで頂いて有難うございます。

この記事を書いた人

杉原 功修さん

大阪八尾市から移住して3年になるUターン組です。畑仕事を中心に趣味の帆船模型作り、アマチュア無線、真空管ラジオ・アンプ作りと田舎生活を満喫しています。暮らしを中心に田舎の良さをお伝え出来ればと思います。