春ですね

Writen by なかやまさん

こんにちは。なかやまです。
田辺は暖かい日が続いており、すっかり春めいてきました。

一月前は咲き乱れていた梅の花も散ってしまい、小さな梅の果実が顔を出し始めています。今年もあっという間に梅採りの時期になってしまいそうですね。

さて、最近の農作業では八朔、せとか、甘夏などの柑橘類の収穫・出荷で忙しい日々を送っていましたが、ようやく今シーズンの柑橘類の農繁期も終わりを迎えつつあります。

我が家では様々な柑橘類を栽培していますが、今回は3月に入ってから収穫を迎える「木熟301デコポン」を紹介させてもらおうかと思います。
木熟301デコポンとは、5月に花が開花してから301日以上もの長い間、木の上でじっくりと完熟させてから収穫する、特別なデコポンです。
デコポンとは、「不知火」(しらぬい)の一定基準の糖度・酸度をクリアした果実のことを指しますが、(詳しくは以前の記事をご覧下さい)301はさらに厳しい基準をクリアしたもので、その糖度は15度を超えます。樹上で完熟させる事で、通常のデコポンよりも更に味がまろやかになります。栽培しているわたしが言うのも何ですが、これは本当に美味しいですよ。
近隣JAであるJA紀南にて取扱う「木熟301」と言う限定規格のデコポンで、販売は3月下旬頃からのようです。

JA紀南のホームページなどからでも買えるそうで、もし近くでお見かけしたら是非食べてみて下さいね。田辺は美味しい柑橘類の宝庫ですよ。

では今日はこのへんで、、、最後までお読み頂きありがとうございました。

この記事を書いた人

なかやまさん

田辺市の山間部出身の30代。農業大学卒業後、Uターンして地元で就職し、5年前に実家の家業である農業の道へ。主にみかんなどの柑橘類や南高梅を栽培しています。趣味は自然豊かな和歌山県内の海や川で釣りをすること。自身の日々の暮らしの風景や、地域での出来事などを発信してゆきます。