梅採り本番

Writen by なかやまさん

こんにちは。なかやまです。

今年の和歌山県は例年にない早さの5月下旬に梅雨入りしました。田辺は毎日毎日雨が降っており、梅雨らしい梅雨な今日この頃です。

最近の農作業では、梅雨入りと同じくして南高梅の収穫が始まり、我が家の収穫作業もピークを迎えています。飼い猫は作業を横目に相変わらずですが、家族総出で忙しくしています。

赤く、きれいに紅が差して良い色ですね。今年は6月に入るまでは比較的に気温が高い日が多かったからか、梅の生育も前進傾向で来ていました。お隣の梅の産地である南部町では雹による被害があったようですが、田辺ではそう言ったことはなく品質の良いものが収穫されています。

ですが、コロナ禍や豊作年が続いていることによる供給過多?などの影響からか、今年は梅の売り単価が安いんです。。消費者の方からすれば、良い梅をお安く買える年ではあるのですが、農家的には痛いところですね。。。

さて、以前にもこちらの記事で紹介したこともありますが、農協青年部として小学生の農業体験学習のお手伝いに行ってきました。

あいにくの雨でしたが、みんなドロドロになりながら元気に南高梅の梅採りと梅ひらいを頑張っていました。

作業のあとは梅の選別風景も見学しました。恒例の質問タイムでは「梅の品種は世界中で何品種ありますか?」など、相変わらずの難問が飛び交いましたが、なんとか答えさせてもらいました。。笑

学校へ帰ってから今日収穫した梅でジュースを作るようで、みんな楽しみに帰って行きました。体験学習を通じて、地域の農業を身近に感じてもらえると嬉しいですね。

では今日はこのへんで、、、最後までお読み頂きありがとうございました。

この記事を書いた人

なかやまさん

田辺市の山間部出身の30代。農業大学卒業後、Uターンして地元で就職し、5年前に実家の家業である農業の道へ。主にみかんなどの柑橘類や南高梅を栽培しています。趣味は自然豊かな和歌山県内の海や川で釣りをすること。自身の日々の暮らしの風景や、地域での出来事などを発信してゆきます。