心掛けなくてもソーシャルディスタンス

Writen by 河原田 由香さん

今日も雨、、、

物凄い雨です。

山に雨が降るととても賑やかです。

山の木が風で揺れるゴーっていう音と、雨が打ちつけるバタバタという音がコラボして、気持ちいいですよ。

うちの娘は大雨が降ると家の前に水溜りができるので、物凄くテンションが高いです(笑)



さてさて、コロナ自粛が少しずつ解けて、子供達も元気に登校しております。

閉まっていたお店も開き出して、私もワクワクです。

田辺市の大塔地区は、鮎川、富里、三川の3つの村が合併し、今に至るそうですが、中でも高齢化と過疎の割合では三川はズバ抜けています。



広さでいうと・・・

なかなかの山道を端から端まで車で30km弱。

約1時間。

住人よりも多い獣の数。

空き家や耕作放棄地が目立っています。

マイナス要素満載と思いきや、いや待てよ〜

コロナ禍の前から感じていたのですが、意識しなくても、密になる事もなく、日頃からソーシャルディスタンスが保てているのです!

何と素晴らしい!

私は都会で育ちましたが、小さい時から高いビルや人混み、満員電車、車の渋滞、排気ガス、夜なのにやたらキラキラしていたり、建築法も消防法もクリアしてんのかと言いたくなる密集した家の建て方等に、違和感と嫌気を感じていました。

とにかく人が密集しているのです。

イライラしたくなくともイライラしてしまう。

その反面、この山奥は隣の家との距離は長く、うちの家は、上も前も空き家です。

隣の集落まで約2キロもあったり、なかなか人と出会わなかったり、移動は車。

畑仕事や草刈りなんかしているとしても屋外だし、集会があったとしても精々15人程しか集まらず。

独居の方も多い。

空気が澄んでいて、いつもキレイです。

最近のコロナ用語、“ソーシャルディスタンス” や “ステイホーム” や “パンデミック” に “ロックダウン’’

お年寄りはおそらくなんのこっちゃわかっていません。

私もわかりません笑。

“インターネット“ですらあまり意味がわかっていないのに。

お年寄りにはもっとわかりやすくしてあげて欲しいですね。


次の記事は三川のお年寄りにまつわるおもしろエピソードでもご紹介しま〜す!

この記事を書いた人

河原田 由香さん

3年前に大阪の和泉市から移住。 主人と2人の娘の4人家族です。 アウトドア、音楽鑑賞、のんびりしたりするのが好きです。和歌山に来てから美味しいもの食べ歩くのが楽しいです。 茶畑を貸していただきお茶を栽培しています。 子育て真っ盛り、ママ、主婦の視点から、山奥の秘境度抜群の三川の田舎暮らしを発信していけたらなと思っています。