『田舎の自動車修理屋さん』

Writen by 河原田 由香さん

お久しぶりのたなごこちです!!
4月からの次女の保育園入園に私の社会復帰と保育園あるあるの、しょっちゅう高熱で呼び出しからの家族にうつって、えらいこっちゃで、+お茶、梅作業多忙につき投稿が今に至ります!

山奥は朝晩が涼しくなってきてとっても過ごしやすくなって参りました。
彼岸花が咲く時期なんだなぁとしみじみ思います。

家の隣の栗の木に猿が来る時期になって、この前は木に登っている2匹と目が合っておもいっきり威嚇してやりました。
また来るのが楽しみです🎵

さてさて、我が家の愛車の車検の時期になり、とても感激する出来事があったのでこれを記事にしようかと。
今回は職場の方に紹介してもらったところでお世話になることにしました。
『車検お願いします!』
と必要書類を渡して代車を借り、検査が終わる日に自動車屋さんに向かいました。
それで置いてあった車を見てビックリ!
なんという事でしょう!
車の右側にうちの集落に上がる細い路でおもいっきりガードレールで擦ったガリガリ痕があったんですが、それが見事に消えているではありませんか!!
『うわぁ〜!!!キレイになってる〜!!』と思わず叫ぶと、そこの社長さんが『完全にはキレイにならんかったけど』と一言。
こんな所に神様がいる!と思いました。
何万円も払わないといけないレベルなのに無償でした。
はっきり言って面識もほとんど無いのにそこまでしてくれる器量にあっぱれです。
もちろん車検代も儲けあるのか?と思う程安かったです。

それと主人がこちらへ来て間もない時に、慣れない道で、軽トラとぶつかり、うちの車を修理に出したその自動車屋さんでは、待ってる間にそこのお母さん手作りのお味噌汁が出てきたそうです。主人も事故のすぐ後だったので、ショックだったと思いますがその傷を癒してくれたと言って感激して話してくれました。

街にいるとこんな体験はなかなかないです。
お鍋は金物屋。お肉は肉屋。布団は布団屋さんで買う。
大型スーパーや複合店が出来てそういう当たり前な事が無くなってきています。
人間同士のコミュニケーションがまだまだ残っているのは田舎の魅力の一つですね。

移住前に田辺に来て、駅の周辺に商店街があって、個人の洋品店や純喫茶や乾物屋さんなんかが残っていて、感激したのを覚えています。
普通のスーパーでもレジのおばちゃんが、知り合いかのように話しかけてきてくれたり、とても優しく接してくれたりするのにはビックリしました。

開発も大事な事ですが、昔からのいい物を残して守っていくのも凄く大事な事だなぁと思いますね。

最後までお読みいただきありがとうございました!

この記事を書いた人

河原田 由香さん

3年前に大阪の和泉市から移住。 主人と2人の娘の4人家族です。 アウトドア、音楽鑑賞、のんびりしたりするのが好きです。和歌山に来てから美味しいもの食べ歩くのが楽しいです。 茶畑を貸していただきお茶を栽培しています。 子育て真っ盛り、ママ、主婦の視点から、山奥の秘境度抜群の三川の田舎暮らしを発信していけたらなと思っています。